【完】君しかいらない

「…………」


司は言葉を失ってる。


…やっぱ、普通に


「いいよ、行こーぜ」


だけで、よかったか…。


…わかんねー。


しかも、ついでとか…感じ悪い。







「あ…ありがとう。嬉しい……」


司は顔を真っ赤にして、自分で自分の体を軽く抱きしめるようにして、感激してる。


こーいう反応されると、余計照れんだよ…。


プイと顔を背け、軽く俯いて歩く。


…こーいう態度はダメなんだろうなーと思いつつ、


まともに顔を合わせるのは、なんとなくキツい。