【完】君しかいらない

無難に答えたつもりが…。


「友達の家に泊まりに行くんだ!?いいなー!

あたし夏休みの予定、全然なくって…今日が唯一の…あっ、安元くん忙しいんだった」


司は照れ笑いすると、静かに首を横に振った。







…なんだよ、途中でやめんなよ。


気になんじゃん。


「夏休み…そんな暇なんだ?唯一の…なに?」


「うん…でも、もういい…」


「俺が聞きたいから。…なに?場合によっては」


…場合によっては?


俺、今…なに言おうとした?