【完】君しかいらない

「なんであんな女と歩いてるわけ!?」


「…あの人、色々協力してくれてるし」


「だからって!愛梨が悲しむようなこと、しないでよ。家のことだって、まだ話してないんでしょ?」


依子が、あたしの心配してくれてる。


嬉しいのと、あたしたちがもう別れたことを言ってないことを思ったら、


なんだか複雑な気持ちになってきた。








「愛梨から…聞いてないんだ?俺ら…別れたから」


あっくんの言葉に依子は言葉を失ってる。


ごめん…、依子。


ホントは一番に、相談したかった。


だけど…


依子に話すだけで


泣いちゃいそうだったから…。