【完】君しかいらない

あっくんの前から歩いてくるのは、


いつかあっくんのお店で見たことのある、露出度の高い服を着た、女の人。


かなり目立つ明るい色の茶髪に、派手なメイクと、アクセサリー。


その女の人が、あっくんに向かって嬉しそうに手を振ってる。


あっくんは…


あの人に冷たくしてたよね…?


それなのに、


どうしてそんなに嬉しそうに…笑ってるの?







胸をえぐられるような感覚に襲われて、


なんだか気分が悪くなってきた。