【完】君しかいらない

「痛っ!!」


「だからお前みたいなヤツを雇うのは嫌だったんだ!田丸の知り合いだから信用したのに」


社員さんは、俺にここを紹介してくれた田丸さんを横目で睨み、ため息をつく。


田丸さんは俺の方を見て、苦笑いしてっし。


ま…俺ならこのぐらいやりかねないってわかってたんだろーな。


それにしても…。


俺だってさ、


あんな話を聞かなきゃ、客の胸ぐら掴むことなんて、めったにないって。







でもこのバイトで、思わぬ大収穫。


まさかアイツの指示で、上山が動いてたなんて。