【完】君しかいらない

「奏太くん、今度いつ来るって?また会いたいなー」


「もう、来ないよ!?」


「そっかー。また会いたいな。いい子だったし」


「あっちに遊びに来てよ。そしたら会えるよ」


「そーだな。実家にまた今度行こうかな」


お兄ちゃんは、奏太くんのことがかなり気に入ったみたい。


あたしが寝てるときも、色々話してたみたいだし。


「ねぇ…この間、奏太くんとここでなんの話してたの?」






「へっ?ああ、えーと…」


お兄ちゃんは、なんだか口ごもってる。


「あたしに言えない話!?」


「好きな…女優の話とか!ほら、この女優さんが好きだって…」


「え?」