【完】君しかいらない

しかも…


いつも、すっごくいい匂いなのに、今日はなんだか汗くさい…。


…んっ。


奏太くんの顔が、だんだんと近づいてくる。


「愛梨ちゃん…約束したよな?旅費貸す代わりに、キスさせるって」


「奏太くん!?や…ヤダ…えっ!?あたし、安元くんに借りたんだよ!?」


「そんなの知らねー。早く…言うこと聞けよ」


奏太くんが、奏太くんじゃないみたい!!


なんか…


すごく強引。







胸がドキドキしてきて、止まらない。


「あたしには…あっくんが…」


「俺が忘れさせてやる」


「えっ…え、え!?」