【完】君しかいらない

そういえば…。


あっくんと電話してるときは、いつも


そっちから切って?とか、


そんなこと言ってたっけ…。


でもあっくんが切ろうとすると、『ちょっと待って!!』なんて言ってみたり…。


今思えば、相当ウザいヤツだったかも。


こんなあたしだから、


あっくんは嫌になったんだろうね…。






……うわ、またどす黒いオーラが。


せっかく奏太くんと話して楽しい気分になったのに、


こんなんじゃダメダメ!!!


あたしは気を取り直して、コンビニに入る。


汗をかいてじっとりとした肌が、店内の冷たい空気によって一気に冷やされた。


ひゃあ~っ!


気持ちいっ!


こんなに涼しいのに、アイスを買っちゃうあたし。