【完】君しかいらない

「えっ!!見たい、見たい!」


『…じゃー、早く帰って来いよ』


ドキッ…。


早く帰って来いだとか…


奏太くんがそんな言い方するって思ってなかったから、ちょっとドキッとした。






「む…無理だよ!あたしだってこっちでバイトしてるし。夏休み中ずっと働くんだもん!」


ドキドキしながらも、悟られないように慌ててそう言う。


『そーだよなー。頑張れ、頑張れ』


「なんか、投げやりなんですけど?」


『別にぃ?』


「奏太くん、バイト楽しい?」


『そーだなー。動く仕事がよかったし、合ってるかも。色んな人としゃべれるし』


そっか~、そうなんだ~。