【完】君しかいらない

「もー、ヤダ!ホントに違うのっ」


あたしは安元くんから逃げたくて、全力疾走で走った。


しばらく走って振り向くと、後ろに安元くんはいなかった。


……フウッ。


あ~、もぉ。


転校早々やっちゃったよ……。


今朝エレベーターで会った男の子、日本人だったんだぁ。


そっか……。







そこであたしは、


小さい頃のことを、久々に思い出していた……。