【完】君しかいらない

した、けど……。


それが、何か?


ていうか、安元くんが言ったよね!?


「ハローって……あっ、挨拶だけだよ?いけなかったかな」


「ハッ、ハロー!?ヤベ……腹痛ぇ……」


安元くんは声を裏返しながら、お腹を抱えて笑ってる。


それを見て、あたしも焦る。


「えっ……もしかして、英語圏の人じゃないの!?」


「いや、そーじゃないだろ。いい加減、気付けって」


そこまで言われ、騙されたんだってことに、今頃気がついた。