【完】君しかいらない

「そんな…困るよ」


「気にしなくていーから…」


あたしたちがそんなやり取りをしてると、突然、奏太くんの体があたしの視界から消えた。


…えっ!?







ドサーッ!!


あたしの目の前で、地面に投げだされる奏太くん。


あまりに一瞬のことで、なにが起きたのか理解できなかった。


だけど、そのあとすぐに何が起きたのかを理解した。



「このナンパヤロー!!俺の愛梨に、なにしてんだよ」