【完】君しかいらない

「はぁっ……」


さっきはカッコいいこと言ったけど、未練タラタラ。


愛梨ちゃんがあっくんと復活したら元も子もない。


俺がそんなヤツのことなんか、忘れさせてやる……って、


ハッキリ言えばよかったかな。








「奏太く~ん…もしかして、機嫌…悪い?あたしのジュース、飲んでもいいよ?」


愛梨ちゃんは申し訳なさそうな顔で俺にペットボトルを差し出した。


ハッ、しまった。


そういうつもりじゃなかったのにな。


あ~、俺ってマジで最低。


ヘコんでる愛梨ちゃんに、なにやってんだか。