【完】君しかいらない

忘れ物なんてしてないけどね。


あんな密室で、安元くんとずっといるなんて、拷問だよ……。


あたしがしゃべればしゃべるほど、きっと毎回傷付くようなこと言ってくるんだ。


わ~ん!


ホント転校初日から、ついてナイッ!






さすがに家に戻るわけにもいかないし、少し時間を置いてまた途中で引き返す。


すると、ちょうど5階でエレベーターが開いてるのが見えた。


ラッキ~!


今日はついてないと思ったけど、その分いいこともあるんだね!


へっへー。


どや顔でエレベーターの前まで来ると……


意外な人物と、目があった。