【完】君しかいらない

「そんなの無理だよっ!!だって…高校に入ってから…ずっと、好きだったんだもん。

頑張って告白して、OKもらった日のこと…今でも覚えてる。すっごく嬉しくって…今でも振られたなんて、信じられない」


言ってて涙が出そうになってくる。


あっくんが優しかった日のことを、昨日のことのように思い出す。





あのまま同じ学校に通ってたら、あっくんの変化にだって、もっとすぐに気づくことができた。


一番近いところで、あっくんの心の支えになりたかった。


「…………」


奏太くんは不機嫌そうな顔をしたまま黙ってしまって、なんだか気まずくなってしまった。