【完】君しかいらない

ドキドキしながら身を潜めていると、カツカツと音をたてながら、その女性は去って行った。


…誰だったんだろ、あの人。


あっくんのこと…好きなのかな……。


妬けるっていうよりかは、どういう状況なのかイマイチ掴めなくって、頭がごちゃごちゃになってる。









「…愛梨」


えっ!?


上を見上げると、あっくんが困った顔で立っていた。


うわぁ…


隠れてたのに…。


見つかっちゃった……。