【完】君しかいらない

そしたら、あっくんのお母さんは無表情のまま、裏口をパタンと閉めてしまった。


…あれっ?


あたし、歓迎されてない?


ドキドキしながら立ちすくんでいると、もう一度裏口の扉がパタンと開いた。









「こういうことされると…迷惑なんで」


「そんなこと言わないで、ねっ?あたしの気持ち」


「困りますから…」


あたしは咄嗟に壁の陰に隠れる。


あっくんと一緒に裏口から出てきたのは、やたらと肌の露出の多い、華奢な女性。


年上…だよね?


誰なんだろ…。