【完】君しかいらない

春奈も一緒だったのか、そうでないのか。


その辺はよくわからないけど、また明日詳しく聞くことにして…。


集めた情報を便りに、俺は家に戻るのをやめて、上山を捜しすために街へくりだすことにした。











「よぉ~、奏太。今からナンパしに行かね?」


上山をよく見かけるっつーたまり場に行くと、同じ学校のヤツに声をかけられた。


俺と同じ1年で、たまにつるむことのある岸田。


かなり明るめの茶髪に、少し長めの髪。


コイツと俺でナンパしたら、100発100中。


ついてこない女はいない。


…はず、だったけど。


愛梨ちゃんと出会ってからの俺は、フられっぱなしだよな。