【完】君しかいらない

そーか。


やっぱ、肝試しでのアレは、


誘われてたわけね。


前の俺なら、決まった女と付き合ってないときは、適当にいってただろーけど…。


ホント、マジで…


全然そーいう気分にならねー。







あぁ、重症だな、俺。


当の愛梨ちゃんは、俺なんか全然眼中になさそーだし。


このまま禁欲の世界で頑張るのか…!!!


「くそーっ!!!」


「おい、奏太~。何やってんだ?」


「いや、別に。何でもないっス」


近くにいた陽斗のクラスの先輩に声をかけられ、苦笑いをする。