【完】君しかいらない

アハハ…そりゃ、そーだよね。


「ありがとう…あたし、絶対返すから」


「うん。泊まる場所は?友達んちとか、何とかなんだろ?」


「なる…と思う。あっ、あたしねお兄ちゃんがいて。お兄ちゃんの家に泊めてもらう」


「そっか…。じゃ、向こうついたら…一応連絡くれる?心配だから」


心配って…何か変な感じ。


勝手に行け、ぐらいの勢いかと思ったら、安元くんって世話焼きタイプというか…やっぱり、学級委員だよねぇ。







あたしがプッと笑ったら、安元くんの顔が不機嫌になる。


「何がおかしーわけ?」