ケータイからは、あっくんの声の他に車の音や人の声が聞こえてくる。
いつも電話するのはもっと夜遅くだったから、こんな時間に電話するのは珍しくって。
「…まだ、外にいるんだね」
「あ…うん。ゴメン、今忙しいから。出るつもりなかったんだけど、間違って出ちゃってさ」
歯切れの悪い言い方。
最近ずっとそうだった…。
あたし、何で何も気付かなかったんだろう。
あたしに原因があるのかって、そればっかり考えてたけど…そうじゃなかったんだ。
彼氏のことを気にかけてあげるのが彼女なのに、全然できてなかった。
「忙しいときにゴメンね。友達に聞いたんだけど、お父さんが倒れたって…。あっくん、あたしにできることがあったら…」
「…別に、ないから」
え…。
いつも電話するのはもっと夜遅くだったから、こんな時間に電話するのは珍しくって。
「…まだ、外にいるんだね」
「あ…うん。ゴメン、今忙しいから。出るつもりなかったんだけど、間違って出ちゃってさ」
歯切れの悪い言い方。
最近ずっとそうだった…。
あたし、何で何も気付かなかったんだろう。
あたしに原因があるのかって、そればっかり考えてたけど…そうじゃなかったんだ。
彼氏のことを気にかけてあげるのが彼女なのに、全然できてなかった。
「忙しいときにゴメンね。友達に聞いたんだけど、お父さんが倒れたって…。あっくん、あたしにできることがあったら…」
「…別に、ないから」
え…。


