【完】君しかいらない

戸惑ってたら、安元くんが鼻で笑った。


「フッ、抱きついてるみたい…とかって、色気出すなよ?出るとこ出てないし、ガキおんぶしてんのと同じだから」


なっ…!!!


あたしの気持ち、読まれてるし。


しかも、ガキって…!


「そっ、そんなこと思ってないし!」


「だったら、さっさと乗れよ」


「…うん」


安元くんのおかげで、背中に体を預けやすくなった。


あたしは安元くんの背中に軽くしがみつく。


……安元くんにこんなにくっついて、何となくあっくんに申し訳ない。


あたし、こんな大胆なことしてていいのかな…。


罰があたりそう…。