「お前に返してもらったのは…春奈の気を…引きたかった。ホントに、そうだった。俺らしか知らないクマを小中が返すことで、春奈がちょとでも妬くかなとか、そんなくだらないこと…考えた」
「…………」
その気持ち…あたしは少しわかるかも。
あっくんのくれた時計を持ってるだけで、あっくんと繋がってられる気が、なんとなくする。
誰か男の子の名前を出すことで、あっくんが妬いてくれないかって、気にしたりする。
あたしと安元くんは…少し似てるのかな。
「お前を…利用して、ごめんな…。誰でもいいから、春奈と俺との問題に巻き込みたかった…。俺、弱い人間だよな…」
安元くんは少し腰を折り曲げてあたしを背中に乗せると、おんぶしてる片方の手を、一瞬離した。
「…………」
その気持ち…あたしは少しわかるかも。
あっくんのくれた時計を持ってるだけで、あっくんと繋がってられる気が、なんとなくする。
誰か男の子の名前を出すことで、あっくんが妬いてくれないかって、気にしたりする。
あたしと安元くんは…少し似てるのかな。
「お前を…利用して、ごめんな…。誰でもいいから、春奈と俺との問題に巻き込みたかった…。俺、弱い人間だよな…」
安元くんは少し腰を折り曲げてあたしを背中に乗せると、おんぶしてる片方の手を、一瞬離した。


