【完】君しかいらない

か…彼女!?


ウソっ、聞いてないよ。


山田先生に、あんな美人の彼女がいるの!?


ハッとして春奈を見ると、明らかに動揺してるように見えた。


山田先生から目を逸らし、手に持ったクジを無意識のうちにクシャクシャにしている。


春奈…。


そんな春奈や山田先生のことを、安元くんは見ようともしていない。


まるで、わざと目を逸らすかのように…。






そんなとき奏太くんが、あたしたちの元へとやってきた。


「愛梨ちゃ~ん、ジュース飲む?」