【完】君しかいらない

「当てたから…ホントにお金貸してもらえるの?時間かかるかもしれないけど、絶対に返すから」


ヤバい…やっぱかわいーな。


陽斗にやるには惜しい気がしてきた…。


陽斗の手に渡る前にキスの一つぐらいいっかなと思ってたけど、俺のモンにしたいっていう欲求が胸の中で渦巻く。


「ん~、やっぱ気が変わった。言うだけじゃダメ」


「アハハ、だよねぇ~!そんなので借りれるわけないってわかってたもん」


「じゃ、してみる?」


「しないってっば!!」


愛梨ちゃんが必死なのを逆手に取って、それを楽しむ俺。


かなり悪趣味だよな…。


そうは思うものの、反応が面白いから、からかうのをやめれない。


まぁ、半分は本気なんだけど。


あわよくば…と思ったけど、やっぱ、しねーわな。