【完】君しかいらない

「まさか俺らと公園にいるのを、親父さんから聞いて…?しかも俺、殴りかけたし」


ありえるよな。


父親はあーいうのに寛容でも、母親は反対するだろーし。


しかも得体の知れないヤロー二人と夜の公園って。


そう思ってたら、愛梨ちゃんの口から出たのは、俺の予想もしないことだった。





「バイトしちゃダメって言われた…」


「へっ、バイト?」


「うん。夏休みにね、彼氏のところに遊びに行きたくって…お金がないから、バイトしてお金貯めたかったんだ」


ほ~、なるほど。彼氏のところにね。


それはそれは…。