【完】君しかいらない

「俺らと一緒にいて、ちょっとでも楽しいって思ったろ、今」


うわ、バレてるし。


「ちょ、ちょっとだけ」


「ちょっとだけって!愛梨ちゃんっておかし~よな。学校の女が泣いてこのポジション欲しがるのに」


なんて言いながら奏太くんはニヤニヤ笑ってる。


そっ、そうだよね。


学校でかなり人気の二人と一緒にいるあたし。


しかもその二人と、夜の公園でアイスって…。


「だよね、やっぱりあたし…帰ろうかな」


慌てて立ち上がろうとしたら、引きとめられた。


しかも意外なことに、安元くんに…。