【完】君しかいらない

安元くんのお母さんがにっこり笑うと、安元くんは思いっきり嫌そうな顔をしてる。


「ウザ…」


「ウザ~って何なの?愛想ない子ね~。もう遅いんだから、ちゃんと送って行きなさいよ?夜道は危ないんだから。ホラ、さっさと行く!」


…へっ?


安元くんのお母さんは、あたしと安元くんをエレベーターに押し込むと、笑顔で見送ってくれる。


「あたし、違っ…」


ガシャン!


え…。






隣に住んでるって言おうとしたら、なぜか安元くんがエレベーターの扉を閉めた。


どういうこと!?