【完】君しかいらない

「げっ…」


…?


女の人を見た瞬間、安元くんが小さく声を出した。


女の人は安元くんとあたしの顔を見比べてる。


「あらっ、陽斗。こんなとこで何話しこんでるの?」


もしかして、安元くんのお母さん?


スタイル良くて、小奇麗で素敵な人。


そういえば安元くんの女装した顔に、なんとなく似てる…。


「こんばんは、母です~」


やっぱりお母さんなんだ!


あたしは慌てて頭を下げて、挨拶をした。


「こんばんは、初めまして!小中です」