【完】君しかいらない

「えっ、じゃあホントなの?」


「ん…ホントかって言われると、そうじゃない。…気にすんな」


「そんなぁ、言いだしといてヒドい。あたし結構気にするのに…」


「上手くいってねーの?」


「ううん…そんなことはないと思うけど」


「じゃあ、気にしなくていーじゃん」


そうなんだけどね?


電話だけだと、あっくんの気持ちがわかり辛いっていうか。


不安になるんだよ…。


そんな話聞いたら、余計心配になってきた。






話をしてる間に、エレベーターが上にきた。


開いたエレベーターに、黒のスーツを着た女の人が乗っていた。