【完】君しかいらない

さて。あたしは、スポンジを買いに行かなくちゃ。


今思い出したけど、ペットボトルがめちゃめちゃ重い。


さっさと買って、うちに帰ろう。






ホームセンターで、買い物を済ませてすぐに帰ればいいのに、我ながらアホだと思いつつも、


寄り道大好きなあたしは、ペットショップも覗いてみた。


ワンコや仔猫を見てると癒される。


かわいいなぁ、欲しいなぁ~……。


ガラスのケージを覗きこんでると、後ろからポカッと頭を叩かれた。


「痛っ!」


振り向くと、あたしの後ろに、訝しげな顔をした安元くんがいた。