【完】君しかいらない

安元くんの唇にキャラメルが触れた瞬間、安元くんがパクパクっと勢いよく口を動かした。


「キャーっ!!!」


あたしは驚きすぎて、思わずキャラメルから手を離し、そしてその場にうずくまる。


びっ…びっくりしたぁ!


心臓がドキドキ激しく鳴って、顔も熱い。


だって、だって…手まで食べられちゃうかと思ったんだもん…!!!!






そんなあたしの頭上で、安元くんは大笑いしてる。


「おまっ…ビビりすぎだっつの。ハハ、おっかし~…」


わざとやったんだ…。


もうっ、心臓に悪いよぉ…。