【完】君しかいらない

安元くんは自分の部屋に入ると、何かを持って戻ってきた。


「これ」


手渡されたのは、生キャラメルの入った丸い箱。


「生キャラメル?一時期ブームだったけど、最近見なくなったよねぇ」


「まーな。今日な、もらったんだよ」


「だ、ダメだよ。またそんな女の子の気持ち踏みにじるような…」


「いや…それがさ。これ、男からだから」


「へっ?」


「俺が文化祭で女装したの知ってる?知ってるよな。女どもすぐ喋りそーだし。で、俺のこと好きになったんだと。キモいだろ?」


男の子からのプレゼント…!?