じーっと見てたら、安元くんはチラッとあたしを見る。
ビクッ!
なんか、また睨まれてますけど……。
「こっちは名乗ったのに、そっちはナシかよ」
あっ、そういうことね。
あたしったら、相変わらず抜けてるなぁ。
よく友達にも注意されるんだよね。
「小中愛梨っていうの。ねぇ、安元くんは、ここで何してたの?」
「何って、立ち読みしてただけ」
違う、聞きたいのはそうじゃなくって。
「あっ、言い間違えた」
「は?」
うわっ……やっぱり怖い。
ビクッ!
なんか、また睨まれてますけど……。
「こっちは名乗ったのに、そっちはナシかよ」
あっ、そういうことね。
あたしったら、相変わらず抜けてるなぁ。
よく友達にも注意されるんだよね。
「小中愛梨っていうの。ねぇ、安元くんは、ここで何してたの?」
「何って、立ち読みしてただけ」
違う、聞きたいのはそうじゃなくって。
「あっ、言い間違えた」
「は?」
うわっ……やっぱり怖い。


