【完】君しかいらない

意味わかんねーよな。


俺だって言っててまだ自覚がない。


いつもは、会ったその日にすぐ寝るような軽い女が好みだった。


今日陽斗にも言われたけど、愛梨ちゃんは今まで俺が付き合ってきた女とは、全くタイプが違う。


昔の知り合いってのもあるけど、汚れてなさそうなピュアな雰囲気が新鮮で、ちょっと興味が湧いた。


ああいう子をその気にさせたら、どういう反応すんのか、すげ~見てみたい。






「ゴメン、ひとりごと…」


「意味わかんないんだけど。ほんっと失礼なヤツ」


「ごめんなさい」


俺はユーリに、深々と頭を下げた。