【完】君しかいらない

「入れよ」


「え…どうしよ…入っていいの?」


「遠慮すんなよ」


お隣さんとはいえ、一応昨日知り合ったばっかだし?


遠慮とかそういうのより前に、家に誰かいるのかとか、ふたりっきりだったらどうしようとか、そういうことが脳裏によぎる。







「実は~、昨日お前の母さんがウチに挨拶に来た。愛梨が多分迷惑かけると思いますが、大目に見てやって下さいって」


…はいっ!?


お母さん、いつの間に!?っていうか、それってあたしに超失礼じゃない!?