【完】君しかいらない

周りの人間からしたら反応が薄く見えても、頭ん中じゃ色々考えてたりする。


それをイチイチ外に出すのが面倒というか、ちょっと苦手なんだよな…。


俺は黙ったまま、小中から手渡されたケータイの画面を見た。






お~、ちゃんとしたイケメンじゃん。


思ってたよりマトモ…って言ったら、小中に失礼か。


コイツがこんなだから、ちょっと頼りなさそうな同じようなタイプの男かと思った。


だけどそうじゃなくて、一般受けしそうな面構えに、爽やかな笑顔。


奏太が言ってた、ウケるって言ってた意味が、なんとなくわかった気がした…。




いわば、できすぎた彼氏…?


正直、“お似合い”…だと、思う。


奏太と小中の組み合わせよりは、確実に。