【完】君しかいらない

「あのっ…安元くんですか?」


「そーだけど」


顔を真っ赤にして、俺に何かの包みを突き出してきた。


「これ、受け取って下さい!誕生日だって、聞いたんで…」


「あー…ゴメン、こーいうの受け取んないことにしてるから」


無視しても良かったんだけど、あまりに必死だしとりあえずそう言ってみた。


「そんなこと言わずに…お願いします。安元くんに似合いそうな服選んできたんです!」


お~、ヤベ。


服とかなおさらもらえねーし。


もらったら最後?絶対つきまとわれる…。