【完】君しかいらない

奏太がいう爽やかな彼氏にも、きっとどっぷり甘えてそうな、そんな気がする。


昨日は…いきなりウチの前にいたし、文化祭から現れるようになった、他の学校の女かと思ったんだよな。


コンビニ行っても追ってくるし、ホームセンターの横の本屋まで追いかけて来られて、かなり頭にきたけど、勘違いして、小中に悪いことしたとは思ってる。


だから今朝、少しでも昨日の罪滅ぼしをしたつもり…。






マンションにたどり着くと、脇にある公園に、ウチと違う制服を着た二人の女が立っていた。



同じマンションのヤツじゃないよな…見たことないし。



奏太にもて遊ばれた女?たまに待ち伏せしてっからな。


って思ってると、女がこっちに向かって歩いてきた。


…俺かよ。


ハァ、もういい加減、勘弁してほしい。