【完】君しかいらない

「文化祭から日替わりで、色んな学校の女の子が安元くんを狙って、この学校の付近をウロついてるんだよね~。

こないだ家まで来たのがいるって言ってたから、だから愛梨をそういう子だって、勘違いしたんだよ」


ほー……なるほどね。だから、あんなに怒ってる風だったんだぁ。


うちのマンションなんて誰でも出入りできるし、家の前まで来られたらかなり嫌かも。


「でも安元くん、なんでそこまで気に入られたの?2、3人ぐらいならわかるけど、そんな何人も……」


「えへへ~。あたし、いいモノ持ってるんだぁ」


目の前に座ってる女の子がケータイを取り出して、写メを見せてくれた。






……?


誰、これ。


写ってるのは、見たこともない人。