【完】君しかいらない

安元くんは少し驚いた顔であたしを見ていたけど、




すぐにフッと優しく微笑んだ。





「ハッキリ言ったら……気がすむ?」





その優しい微笑みに、ドクンと胸が熱くなる。





聞きたいような、聞きたくないような……。





真実を聞くのは、やっぱり怖い……。










「そんなビビった顔すんなって。もっと飲みたかったな~ってな?なんで俺だけ女子ふたりのお守りなんだよ…」




なんだぁ~…そーいうこと!?




ホッとしたあたしを見て安元くんは鼻で笑うと、あたしのおでこを指でツンと突っついてきた。





「……さっさと帰ろーぜ。これ以上、お前見てると……間違い起こしそうになる」





「え……?」