【完】君しかいらない

卒業したくねーーー!!は、あたしも良く覚えてる。




まさか安元くんが言うなんて思わなかったし……。














「あ~、そうだ。俺も思った。すっかり忘れてたけど…アイツ、『好きだーーーーーっ!!』って、叫んでたな」





すっ……好きだ!?




そういえば、最後の方にそんな言葉を聞いた気がする。





あれっててっきり、他の誰かが言ったんだと思ってたのに……安元くんだったの!?




「俺も思いだした!!そーだったな。誰をだ!?って思ったって!!」




「聞いたか?」




「いんや。すっかり忘れてた。学校中の女フりまくってたけど、実は、本命がいたんだなー。

安元を好きな女は学校中にたくさんいたけどな~。なぁ?小中」





「えっ!?あたしは違うよ!?」




突然自分の名前が出てきて、焦りまくってしまう。




触れてはいけないところに触れられた気がして、




罪悪感と共に、一気に心拍数が上がった。