【完】君しかいらない

「クラス会!?それって何年のときの?」




「高2だよ。あのクラスが一番仲がよかったから」





あたしにとって、高2のときが一番思い出深い。





楽しいこと、辛いこと、色んなことがたくさんあった。





だからこそ、一番思い入れが深いんだ。


















「ってことは~…陽斗も来る?」





「安元くんは…どうかな~。最近、連絡取ってるの?」





「いんや、全然。陽斗、メールの返事遅いし。電話は気まぐれでしか出ないからな~」





プッ……。




相変わらずなんだね。


















安元くんとは、あたしが大学に入った年からほとんど会うこともなく。




となりに住んでるのに、出掛ける時間帯が全く違うから




マンション内でもほとんどすれ違わなかった。




ゆっくり話せたのは、





あの……




横断歩道で一緒に帰ったのが最後。