【完】君しかいらない

あたし…追いかけなくちゃ。




安元くん、先に帰るなんてヒドいよ。





信号が青になったと同時に、横断歩道を渡ろうと思った。





だけど……




足が進まない。





どうしよう……




あたし……。


















気がつけば、学校に向かっていた。





自分の気持ちに決着を着けるためだよ?




うん……




そうだよ。




奏太くんに会って、もう一度ちゃんと理由を聞きたい気がする。





会えなければ、それでもう……




この中途ハンパな気持ちに、ピリオドをうてる。




そしてあたしはまた、




一から……




歩きだせるはず……。