【完】君しかいらない

先生が必死でみんなを止めようとしているけど、




もうこれで最後だからか、みんな大騒ぎしている。





あたしはその隙に、自分の席に着いた。





はぁっ……





安元くん、ホントにこんなことしちゃうなんて……





やっぱり、最後だからなのかな?















騒ぎの張本人の安元くんは、





みんなの前で、最初に出ていったヤンキーの男の子たちと一緒に叱られてる。





プッ……




まさか、あの優等生の安元くんが叱られるところを見ることになるなんて。





これも、貴重な思い出として、とっておこう。





安元くんは、先生に叱られたあと自分の席につく途中で、





あたしの真横を通った。




そして、顔には笑みが浮かんでいる。




うわ……めちゃくちゃやりきった顔してる!!!