【完】君しかいらない

すごい……。




あっという間に、食べ終わってる。





「全部食ってよかった?お前、なにも食べてねーんじゃねぇの?」




「あたしはいいの。お腹空いてないから……」




「ふーん…」




お弁当を返してもらいしまっていると、安元くんが立ちあがった。





そして、軽くニラんでくる。













「変な気……起こすなよ」




「え?」




なんのこと!?って思ってたら。




「元気なさすぎ……奏太のことでショック受けてんのはわかるけど、だからって……」




「……奏太くん……どうしちゃったのかな。あたし……会いたいのに、全然連絡もくれない……」




「アイツ?元々適当なヤツだしさ、元に戻っただけじゃね?




「そんなことないよ……あんないい加減なこと言うなんて、絶対に何かあったに決まってる……ねぇ、安元くん、なにか知らない?聞いてない?連絡ないの!?」




気がつけば、あたしは安元くんに掴みかかっていた。