【完】君しかいらない

勉強するため…っていわれれば、そうなんだけど。




だけど学校に行く楽しみって、それだけじゃない。




友達がいて、好きな人がいて、




だから…楽しいんだよね。




日常の些細なことを単純に楽しむことを忘れてしまったあたしには、




学校に行く時間は、苦痛以外のなにものでもない。




数時間座って過ごして、お昼を食べてまた授業を受けて。




奏太くんが言ってたみたいに、あたしも退屈な毎日に飽きたのかな。











そんな風に思ってたら、なんだか足元がフラフラしてきた。




あ……またくる……。




眩暈がしそうになって、地面に座りこんだ。