【完】君しかいらない

今日……学校に行ったら、また途中で気分が悪くなるのかな。




それならもう、休もうかな……。




最近、週に2日は必ず学校を休んでる。




出席日数がやばい授業があって、




今日は行かないと、単位がもらえない……。




まさかこのあたしが登校拒否するなんて、自分でもびっくり。














……とりあえず、行こうかな。




立つと少し眩暈がする気がするけど、なんとか起きあがる。




リビングにはお母さんがいて、笑顔であたしを迎えてくれた。




「愛梨、おはよう。ご飯できてるわよ」




「うん」




お母さんは、無理に学校に行けとも言わないし、休んでもどっちでもいいって言ってくれる。




だからこうやって、あたしが起きようと起きまいと毎日ご飯を用意して待っていてくれるんだ。




だからやっぱり学校に行こう。




あんまり心配かけちゃいけないよね。