【完】君しかいらない

手ぇ出さないって言ったのは、マジだけど…




出すための努力は惜しまない。





だってさ、こんなかわいい愛梨ちゃんにキスだけとか…




そんなんだけで、終われるわけないし。




愛梨ちゃんの体を抱きしめたまま、透明感のある白くてスベスベの頬に、チュッとキスを落とす。




キスする瞬間に、たまらなくなってギュッと目を閉じてる。




……かわいい。




俺が軽く手を握ると、それに応えるかのように…愛梨ちゃんも俺の指に軽く力を入れてくるから、





そのまま指を滑らせ、愛梨ちゃんの指に自分の指を絡める。









頬へのキスは、次第に唇に到達する。





最初は…軽く、だんだん甘く……。




「……はぁっ……んんっ」




息……止めてんのかな。




キスの合間に聞こえる吐息交じりの息つぎが、俺を挑発する。