【完】君しかいらない

「ひでーっ、俺ってどんなイメージ?」



「自分でわかってるくせにっ。それに、安元くんはそんなじゃないよ…」




だって…あんなに一途に、春奈のことを思ってた。



そんな安元くんが、付き合ってすぐ……って、どうも考えにくい。



「だったらなんで帰って来てねーと思う?」



「わかんないけど~……また実家に戻ったとか?」



「いや…親父さんが言うには、昨日帰ってくるはずだったらしいし、陽斗はそういうとこキッチリしてるから……」



じゃあ…やっぱりその彼女と?



そうなんだ……。



男の子って……わかんないな……。



チラッと奏太くんを見ると、ケータイを触ってる。



「あー……」



「どうしたの?」